[9281]タカラレーベン・インフラ投資法人の決算報告会

太陽光発電への投資を行っている者としては、太陽光等の再生エネルギーインフラへの投資を行っているETFは、やはり「見逃せナイト!」ということで、保有しておりますタカラレーベン・インフラ投資法人の運用報告会に、先日参加してきました。
運用報告については、投資法人からではなく、投資法人が運用を委託している、タカラアセットマネジメント株式会社からの報告となりました。
キモとしては、賃借人かつオペレーターのタカラレーベンに対して、最低保証賃料を設定した賃貸契約になっているということでしょうか。業績見通しはこの最低保証賃料ベースで組まれているとのことで、売上の下方修正は出にくい状態になっており、かつ事前に想定された売電量が一定条件を上回ると、その分を賃借人とシェアするモデルとのことで、若干の上振れもしやすい。
他方、こういう事業環境になると、いかにSG&Aをコントロールしてボトムを維持していくかがキモになるわけですが、そこに対する取り組みはあまり説明されていませんでしたね(結果として、直近期業績の影響要因は開示されていますが)
大変活発な質疑応答がありましたが、いくつかのメモとしては、
・LS-10案件は、同じ36円案件でも他に比べて高いkw単価で購入しているが、これはパネルがソーラーフロンティアであるため。
※「DCF評価に含めている」ようなことをおっしゃられていたようにも聞こえましたが、DCFではWACC等の資本調達コスト(あるいは期待収益率)で割り引くので、パネル西濃が他に比べてx%高いというのは、そもそもの通算リターンに跳ね返るだけなきがするんですが・・・
・LS-11はすべてキャッシュで調達した
・外部(タカラレーベン)として今後平成32年に200MW規模の資産組み入れを目指す一方、投資法人としては20MW-40MW規模に成長したい
といったような内容でした。
当日の内容、配布資料は、SBI証券のオンラインセミナーで公開されていますね。
タカラレーベン・インフラ投資法人(インフラファンド) オンラインIR説明会のご案内
全く関係ないところで、1つ気づいたのがコチラ。

当該法人の資産運用報告を、私も保有しているプロネクサス社が印刷しているではありませんか!
こういう用途に入り込んでいるということをキチンと確認できた機会にもなりました。
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