1号発電所は、エコめがねを使って発電量の監視、記録を行っており、49.5kwのパワコン容量に対して、3つのエコめがねセンサー(1センサー当り3パワコンを接続)を利用しており、このセンサー別+時間別モニタリングが、最も詳細なログとなります。
既報の通り、このエコめがねセンサー間で、11時を基準とした最大発電量に差異がみられており、業者さんに原因の究明をお願いしているところでした。
先日、別件で現地を訪れまして、目視でパワコン毎の
発電量差異を記録してみました。
まず、パネルレイアウトに基づいて、下記のようにパワコン(「シマ」)に番号を振ります。行と列の組み合わせですね。
なお、各パワコンと、エコめがねのセンサー系統の組み合わせは、
センサー1:1A,2A,2B
センサー2:3A,3B,2C
センサー3:4B,4C,3C
となっています。
当日の天候は小雨。発電はしていますが、発電量そのものはもちろん低位安定状態でした。
この条件が良いのか悪いのかはわかりませんが、少なくともパネル間の影の影響は排除できていたかと
※もともと、11時頃の日照条件としては、影は影響しませんが
数秒に一度ずつ、3回に分けてパワコンに表示された瞬間発電量を記録したところ・・・
| 2A | 2B | 2C |
1回目 | 0.17 | 0.23 | 0.24 |
2回目 | 0.18 | 0.24 | 0.26 |
3回目 | 0.18 | 0.24 | 0.25 |
| 3A | 3B | 3C |
1回目 | 0.13 | 0.17 | --- |
2回目 | 0.14 | 0.18 | 0.19 |
3回目 | 0.16 | 0.19 | 0.21 |
| 4B | 4C |
1回目 | 0.10 | 0.13 |
2回目 | 0.19 | 0.23 |
3回目 | 0.17 | 0.21 |
※単位はすべて(kw)
※3Cの1回目は読み取れず
といった具合に、2A,3A,4Bの北東側に位置するパワコンが、同じ行(2*,3*,4*)に比べて、相対的に低い値となっていることが分かりました。
センサー3 > センサー2 > センサー1
となっていますが、どのセンサーにも相対的に発電量が低いパワコンが含まれることになっており、エコメガネセンサー間の
発電量差異に直接影響しているか否かは別としても、パワコン間でこれだけの差異が生じること自体が一般的なのか否か・・・
1号発電所のパワコンは
オムロン製ですが、パワコン毎のログを記録する方法って何かないものでしょうか・・・
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